三愛だより(2020年3 月号)

月の聖句:  

    わたしたちの主イエス・キリストの名により

    父である神に感謝しなさい。

             エフェソ人への手紙5章20節

 新型コロナの感染拡大が身近なことに日々伝えられるこの頃となっています。各ご家庭におかれては、手洗い・登降園時マスク着用の励行を始めそれぞれにご協力下さり有難うございます。引き続きのご協力をお願いします。園としても、手洗いの励行をはじめ、園生活で従来行っている予防対策を丁寧に行って、一人一人の健康が保たれた安全な環境で育まれるよう努めて参ります。門出・節目のこの時、一人一人が確かに守られて、みんなで嬉しく新学期を迎えることが出来ますように。

 三学期もあと一月となりました。卒業のほし組は早くから、ゆり組・ひつじ組も巣立ち会・お別れ会の出し物の準備に取り組み始めました。三寒四温を繰り返しつつ着実に春が近づくこの季節、三愛幼稚園も締め括りの時を迎えています。職員全員でその日の保育を振り返る終礼の折にも、子どもたちそれぞれのもつ課題を確かめつつも、「○○が出来るようになった」「こんな気持ちが現せるようになった」とそれぞれの成長の姿が嬉しく分かち合われる機会が増えて来ました。それぞれの子の確かな成長を嬉しく振り返り分かち合う時が今年も与えられています。振り返ると、目下のウィルス・秋には台風の自然災害と大変なことも多くあった一年でしたが、小さなこの幼稚園の営みが支えられ、その中で子どもたち一人一人が確かに育まれていることに感謝いたします。

 パウロは今月の聖句の少し前のところで「今は悪い時代なのです」と言い切ります。けれどだからこそ「愚かな者としてではなく。賢い者として、細かく気を配って歩みなさい。時をよく用いなさい」と勧めます。どんな時代や状況であっても、確かにある「主の御心を」尋ね求めて「悟りなさい」と言うのです。神様の御心って何でしょう?どうやってそれを知るのでしょう。その答えが今月の聖句です。「いつも、あらゆることについて、わたしたちの主イエス・キリストの名により、父である神に感謝しなさい」。「感謝する」とは、園でみんなで歌うように「神さまは良いものを下さった」と確かめることです。どんな時にも、一人一人に「良いもの=恵み」を下さることこそが、イエス様により愛を示してくださった神様の御心なのです。

 この一年一人一人の子に神さまが下さった一つ一つの恵みを振り返り確かめて、ますます与えて下さる恵みを確信して、締めくくりのこの時をみんなで一緒に過していきたいと願います。祝福をお祈りいたします。

                         園長 山 本 信 義

 2019年度 
 
三愛だより(2020年2 月号)

月の聖句:  

   このように主によってしっかりと立ちなさい。

          フィリピの信徒への手紙  4章1節

 「いつ冬になってこのまま春になるのかしら?」と思う位、入りから暖かだった今冬も、大寒を迎えたこの頃の朝はやっぱり寒い!加えて「関東の冬?」と首を傾げたくなる冷たい雨の多いこの頃です。それでも寒さに負けず三愛の子供たちは雨上がりの園庭で元気に遊びます。水たまりを掬って砂場にためてコーヒーにチョコレート。一足早くお披露目でピカピカのさんあいの会寄贈の手押し車も、去年のバイクと並び大人気で大活躍です。その分泥んこになることも多いけど、例年この季節悩まされる砂埃が少ないのは有難いことです。今歌っている讃美歌「パラパラ落ちる」の詞そのままに柔らかな土に、神様の恵みの豊かさを思います。

 雨降りのお部屋での遊びも豊かです。参観日にご家族の方とも楽しんだお正月遊びに、根気よく取りくみビックリする位上手になりました。この季節階段下にポストがおかれ、恒例の「郵便ごっこ」が始まっています。「どうやってお手紙が届くかな?」郵便局に見学した星組さんが局員さんになってハガキ販売。家族の方・お友達・先生に、お手紙を書いてポストに投函。今度は郵便屋さんになって届けます。ゆり組・ひつじ組さんも誘って園全体に広がっています。「お手紙が届いて嬉しい」「お返事が来て嬉しい」って声が聞こえます。「◎◎ちゃんに書こう」、「遊ぼうね・大好きだよ」色んな思いをお手紙に書いて誰かに伝えられるって素敵ですね。

 聖書を開くと沢山の手紙があります。今月の聖句も、パウロがフィリピ教会に書いた本物の手紙の一節です。「私が愛し慕う兄弟。私の喜び・冠である人たち。主にあってしっかり立ちなさい。私の愛する者!」(私訳)。元々の綴りの初めにも終わりにも「私の愛する者」とパウロは呼びかけます。この語そのままの意味はむしろ「愛されている」です。「大事だよ。愛してる」って気持ちが記されれば読む度に確かめられますね。そしてパウロが伝えたいのは「私が愛する」に留まらない「神様に愛されている!」確信です。聖書全体が神様からの愛の手紙なのです。だから「主にあって立ちなさい」と励まします。この愛を知っている者はしっかりと立てるのです。

 わたしたちの幼稚園名「三愛」はこの愛から来ています。幼稚園に、先生・お友達に、そして神さまに愛されている愛を日々確かめて、残り僅かな3学期、新学年に星組は卒業に向けて、一人一人を大切にみんなで元気に過ごしていきたいと思います。

                         園長 山 本 信 義

 
三愛だより(2020年1 月号)

月の聖句:  

  「わたしを強めてくださる方のお陰で

   わたしにはすべてが可能です。」

             フィリピ人への手紙 4章13節

 新年を迎えました。お正月の冬休み、皆さんはいかに過ごされましたか。今年はお天気も良く暖かなお正月、私は2日に箱根駅伝を見て妻の実家の立川に行きました。カトリックの幼稚園に通う年長と年少の甥たちが「ヨセフさんをしたよ。宿屋さがし上手にできたよ!」「ぼくは羊さん!メエメエって出ていったよ」と誇らしく教えてくれました。東京の幼稚園もページェントでクリスマスを祝うのですね。行きは首都高が渋滞で久々に東京の街をドライブしました。新しい木造りの国立競技場の前も通りました。去年の流行語はラグビー日本のOne Team。今年は東京オリンピックイヤーですね。

 今月の聖句を記すパウロが生きたギリシャはオリンピック発祥の地。人々が競技に魅入っていた様子がこの手紙にも伺えます。一喜一憂する人々にパウロは言います。「強めて下さる方がおられます。神さまが励まして下さっているから、何でもできるんだ」と。

 冬休みにご家族の励ましを受け、園で始めたけん玉やコマに前向きに取り組んだ子もいたことでしょう。一年の締め括りの三学期が今日から始まります。神さまの励ましを身一杯に、三愛の子たちが可能性と自信をまし加え育まれますように。皆それぞれ、に自分の「できる!」を見つけて一つ一つ加えて行くそれぞれの行事・日々の保育となりますように。祝福をお祈りいたします。

                         園長 山 本 信 義

 
三愛だより(2019年12月号)

月の聖句:  

  光は暗闇の中で輝いている

             ヨハネによる福音書1章5節

 「アドベント・クランツに灯りがつくと♬」の歌声に合わせ、ろうそくの灯りを週ごと一つずつ増し加えて、4本全部が点いたら、クリスマス。 

 「一本目のローソク、やさしい心

  二本目のローソク、丈夫な心

  三本目のローソク、我慢する心

  四本目のローソク、お祈りする心」

 それぞれのクリスマスの心が神様からのプレゼントと確かめて、みんなでイエス様のお誕生を待ち望みます。

 4本の蝋燭を飾る柊の輪がアドベント・クランツ。「待降節の冠」という意味です。三愛幼稚園製は園庭の柊の赤い美と緑の葉を用いたシンプルなのが伝統です。チクチクした柊の葉にちょっと触れては思います。「飼い葉おけに藁の床の赤ちゃんイエス様、お尻がチクチク痛かったろうな」って。でも、イエス様は大人になって茨の冠を被り十字架につけられました。クリスマスカラーでもある赤と緑は、主イエスの救いの血とその血による新しい命を、クランツは救い主の冠を現しています。

礼拝でも点火の時はお部屋を暗くします。小さな灯火の現わす心を胸に静かに見つめるためです。

 ヨハネによる福音書のクリスマスのお言葉です。

 「言の内に成ったものは、命であった。この命は人の光であった。光は闇の中に輝いている。闇は光に勝たなかった。……まことの光があった。その光は世に来て、すべての人を照らすのである」

  (ヨハネ1章4-5・9節 新しい聖書協会共同訳による)

 「暗闇の中に輝く光」だとヨハネは象徴的にクリスマスのイエス様を証しします。冬に向かうこの季節、澄み切った星空を見上げることがあります。クリスマスの光もそんな小さな光です。でも闇が捕らえ打ち勝つことのない確かな輝きを放ちます。アドベントはアドベンチャーと繋がる言葉です。神様が冒険してこの世に下さったまことの光です。自ら輝く光は世を明るく照らします。

 三愛の子どもたちもクリスマスの活動に取り組んでいます。ほし組はページェント。役も決まってお家でもみんな練習していることでしょう。マリアとヨセフ、天使たちにお星さま、羊飼いたちに三人の博士、宿屋さん、ナレーター・聖歌隊、二役を頑張る子どもたちも…。クリスマスの日には飼い葉おけの赤ちゃんイエス様を囲み輝く光に照らされて、素敵なページェントをお捧げ出来ますように。みんなで嬉しくクリスマスをお祝いできますように。  

                         園長 山 本 信 義

 
三愛だより(2019年11 月号)

月の聖句:  

  同じ愛を抱き、心を合わせ、思いを一つにして、

  わたしの喜びを満たしてください。

             フィリピ人への手紙2章2節

 台風15・19号に先日の豪雨、千葉が立て続けの嵐に見舞われたこの秋ですが、三愛幼稚園では運動会・お芋ほり・レストランごっこの行事も花島公園へのお散歩も日程通り。進みゆく秋を楽しみ味わう恵みの時を過ごせて感謝です。ほし組には桃太郎から手紙も届きました。秋晴れの中元気に冒険ごっこに出かけられますように。

 今は園の新年度の準備の時でもあります。問い合わせや見学のご家庭が訪ねられ、既に二人の新しいお友達もお迎えいたしました。訪ねて下さるご家庭に伝えたい、三愛幼稚園が誇り、大切にしている保育は日常の遊びです。子どもたちは登園後お支度したら園舎・園庭狭しと思い思いに好きな遊びを繰り広げます。勝手気ままにただ遊ぶのではありません。自由な遊びの中でこそ幼児期に必要な大切なことを自ら学び身に着けていくのです。一人も楽しいけど一緒に遊べばもっと楽しいことを。一緒に遊ぶために時には我慢することを、思いやる気持ちと共に学びます。年長の子の遊びが羨ましく真似してみたいと挑戦する向上心が芽生えます。昨日よりももっと楽しくと、試行錯誤し工夫や協力を覚えます。移り変わる園庭の小さな自然の発見を喜び、取り入れることで遊びはより豊かに広がります。保育者は遊ぶ子どもたちに寄り添い、臨機応変に環境を整え、時には一緒に考えます。毎日の遊びの場面の一つ一つを通し子どもたちはその子らしく伸びていくのです。教育要綱の示すアクティブラーニング(能動的学習)とはこの様に遊びの場においてこそ豊かに実践できると考えます。そして夫々の子に相応しい多様な育ちを神さまが時に適って与えて下さると「教会の幼稚園」として確信をしています。

 でも今月の聖句は「同じ」思いとなり「同じ」愛を抱き、心を「合わせ」思いを「一つ」に。どういうことでしょう?一糸乱れず揃って、鼓笛隊・体操・合唱と舞台発表を、子どもでも驚くほどに出来るようなる等という勧めでは勿論決してありません。繰り返される「思い」(原語では幾分特別な語)を用い、パウロは同じ手紙でこう記します。「あなたがたの中で良い業を始められた方が…その業を成し遂げてくださると、わたしは確信しています」(1・6)。一つにしたいのはこの「思い」なのです。神さまは子どもたち一人一人を愛して、夫々の子の中で良い業を既に始めて下さっています。良い業が姿を見せるのを喜び将来の完成を楽しみに、神さまの愛を確かめて、三愛幼稚園の秋から冬へのこの季節を、みんなで一緒に過ごしていきたいと願います。

                         園長 山 本 信 義

 
三愛だより(2019年10 月号)

月の聖句:  

  他の種はよい土地に落ち、芽生え、育って実を結び

             マルコによる福音書4章8節

  2学期早々に襲った台風15号の爪痕が千葉県下のいたるところ (園長宅の屋根にも!) に残る中ですが、毎日の園庭からは元気な声が聞こえてきます。9月はかけっこ・玉入れ・リレー、犬・サル・きじの縦割りグループで取り組むうんどう会ごっこに夢中の三愛の子たちの声です。今年は会場の東小学校が5月に改装工事で園の運動会は一週遅れで、例年のうんどう会の土曜日は、東小の大運動会でした。園長の私も初めて卒業生の応援に出かけて来ました。たくさんの小学生たちの中に、小さな三愛幼稚園の卒業生はポツポツと。でも「園長先生!」ってみんな笑顔で手を振ってくれるので、ちゃんと見つけることが出来ました。競技でも、どの子もその子らしく、でも驚くほどに成長した姿を見ることが出来ました。あの子もこの子もと、リレーの選手に選ばれた子の多かったこと!。園庭狭しと遊んだ幼稚園の日々の実りがここにもと嬉しく思いました。幼稚園で過ごす今が、それぞれの子の未来を確かに培っているのですね。

 今月の聖句はイエス様が話された「種まきの譬え」の一節です。種蒔く人がたくさんの種を蒔きました。道端に落ちた種は鳥が来て食べられました。石地に落ちた種は根を伸ばせずに枯れてしまいました。茨の中に落ちた種は、茨に覆われて伸びられません。でも、良い地に落ちた種は育って実を結びます。三十倍、六十倍、百倍に!とイエス様が言われる豊かな実りを今は見ることは出来ません。でも種蒔く人は実りを確信し期待して種を蒔くのです。幼稚園の営みも同じだなと思います。ただ注意せねばなりません。この譬えで、子どもたちは蒔かれる種ではなく、種が蒔かれる良い地なのです。神様はそれぞれの子にふさわしい沢山の種を蒔いて下さっています。将来、どんな素晴らしい実りを神様が齎してくださるのか楽しみにしつつ、一人一人の子の心と体を豊かに耕していく日々の保育を勤しんで行きたいと願います。

 十月号をお読みくださる頃には、幼稚園の運動会も終えられています。神様が良いお天気を下さって、小学校に負けないくらいに素敵な一日となっていますように。秋はこの後もお芋ほり・レストランごっこ・年長は冒険ごっこと沢山の行事が目白押しです。幼稚園の時にふさわしい、豊かな実りを喜べる日々となりますように。

                         園長 山 本 信 義

 
三愛だより(2019年9 月号)

月の聖句:  

  「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」

              ルカによる福音書 5章4節

 お泊り保育の涼しさはどこに行ったの?という位に、連日焦げるような8月の暑さでしたが、少し暑さも収まった夏休み最後の夏期保育には日焼けした子供たちの元気な顔が揃いました。初日のスイカ割りにシャボン玉、最終日の8月のお誕生会では小学校のお兄さんお姉さんの熱演にくぎ付けで、沢山の笑顔一杯の楽しい3日間を過ごしました。中日は雨でプールは出せませんでしたが今月も残暑は続きそうだから、何度か入れるかしら。

 夏休み中、園では修繕工事をしました。預かり保育のご家庭にはご不便をおかけしましたが、無事終えることが出来ました。今年の工事は大がかり!夏休み一杯をかけて会堂棟の外壁とほし組前の屋根の張替、ブロック塀をフェンスに取り替えました。取り替えただけですが、園庭が広く見え、明るい保育の空間になったなあと感謝しています。「幼稚園のどこが変わったでしょう?」と、同窓会に来た1年生に聞いてみたところ「ブロック塀が木に替わった!」って。見通しと風通しが良くなったフェンス塀の園庭を職員室前から眺めては、幼稚園が「子どもの園Kindergarten」であると再認識すると共に、何だか園が牧場の様にも見えてきました。三愛幼稚園がこれまでにもまして一人ひとりの子どもたちが豊かに養われ、安心して育まれていくところとなりますように。ヨハネ福音書10章のイエス様のお言葉を思い起こしました。「わたしは(羊の)門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。」「羊のために命を捨てる良い羊飼い」にご自身をなぞらえてイエス様はさらに言われます。「わたしにはこの囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かねばならない。その羊もわたしの声を聞き分ける」。

 9月の聖句はむしろ園の私たちを励まし押し出してくださる主イエスのみ言葉だと思います。「出て行って、子どもたちの成長する姿を日々新たに見つけなさい。」今月はどんな発見を得ることができるでしょう?

 今日から新しく始まる2学期は運動会に始まって沢山の行事が目白押しです。みんなで楽しく過ごしていきたいと思います。久しぶりの幼稚園でペースが掴めるか、ちょっと心配な子もいるかもしれませんね。でも大丈夫。イエス様は一人一人の名を呼んで、励まして慰めてくださいます。このイエス様のお声が聞こえてくる日々の保育をなしていきたいと願います。

                         園長 山 本 信 義

 
三愛だより(2019年夏期号)

月の聖句:  

   あなたがたの救われたのは恵みによるのです。

               エフェソへの手紙2章5節

 7月に入って、グズつく空模様が続く毎日です。午前中に25℃越えの夏日は殆どなく、結局一度もプールを出さないまま夏休みを迎えることとなりそうです。けれども子どもたちは毎日元気です。雨間を縫って園庭に飛び出し、バイクに、泥んこでチョコレート屋さん。ポツポツ雨が落ちるとみんな集まり砂場で遊びます。日差し除けに今春アルミ製に新調し常設したテントが雨宿りに大活躍です。お部屋でも新しい遊びを広げて見つけ、「先生、見て」って誇らしげに何人もの子がお部屋を飛び出し私にも見せてくれます。「次は外廊下も整えなきゃ」という思いにさせられます。9月の運動会に向けてグループでのダンスやゲームの活動にも取り組みました。大きい子たちは助け導くこと、小さい子たちは頼り協力すること(時には逆もあるようですが)、異年齢の縦割りならではの経験をする機会となりました。

 大人には肌寒くもジトっと鬱陶しい毎日でも思い思いに楽しく過ごす三愛の子たちに、昔妹が見ていたアニメ名作劇場「愛少女ポリアンナ」の「良かった探し」を思い出しました。どんな苦境でもその中で「良かった」を探しだす主人公お得意のゲームです。Wikipediaに依ると、ここから「極めて前向きな楽観主義による現実逃避」を指す「ポリアンナ症候群」との用語が生まれたとか。とんでもない。「良かった」を見つけるには秘訣があるのです。作品ではこれは牧師だった亡き父の遺言なのだそうです。なるほどと、頷く思いがいたします。

 今月の聖句の「恵み」という言葉が聖書には沢山出てきます。原語でカリスの意味は「いただいたもの」ということです。自分の思い通りに手に入れられなくても神様がふさわしい良いものを下さった。それを認めることが出来る人は「良かった」を見つけることが出来るのです。「良い恵み」で「感謝エウ・カリス」、「各々に与えられた恵み」で「賜物カリスマ」という言葉になります。神様の恵みの中で、いろんな賜物をいただいた子たち(先生たちも)が集められて、三愛幼稚園の一学期が守られましたことに、心より感謝いたします。

 夏休みになると平年並みに暑くなるとの予報です。夏期保育にはプール遊びにスイカ割り、夏らしい遊びを、一回り成長した子どもたちと思いっきり出来ることを今から楽しみです。夏期の預かりの子どもたちも守れますように。ご計画されている夏のご予定、家族で過ごされる日々が、恵みの内に豊かに祝福されますようにと願います。

                         園長 山 本 信 義  

 
 
 
三愛だより(2019年4月号)

月の聖句:  

 喜び楽しむものとして

                 イザヤ書 65章18節

 4月を迎え三愛幼稚園の新しい一年が始まります。

先月の開花直後から花冷えの日が続いたこともあって、桜・チューリップ・水仙・カイドウ・パンジー…園庭に沢山のお花が咲きそろう中、始業式・入園式を迎えられそうです。今年はひつじ・ゆり・ほし全部のクラスに新しいお友達を迎え42人で幼稚園の一年が始まります。新しい先生たちも加わりみんな子どもたちと過ごす毎日をワクワク楽しみにしています。

 幼稚園は「子どもたちのお庭Kindergarden」です。お庭に咲く様々な花

の様に子どもたちそれぞれが自ら成長し、時に相応しく花咲かせ実を結ぶ

ための場です。健やかに育つためのお日様・お水・良い土…、相応しい環

境を園の私たちは整えて、一人一人の成長に寄り添い支える日々の保育に

努めたいと思います。必要なものを備えられる神様が与えて下さった子ど

もたちです。一人一人を大切にお預かりしてまいります。

 4月の聖句は以下のみ言葉からです。「代々とこしえに喜び楽しみ、喜

び躍れ。わたしは創造する。見よ、わたしはエルサレムを喜び躍るものと

してその民を喜び楽しむものとして、創造する。わたしはエルサレムを喜

びとしわたしの民を楽しみとする。」。先ず神様が喜び楽しみとされるか

ら喜び楽しみなさい!。この意味でCreative(創造的な)日々の保育を作り

上げて行きたいと願います。

                          園長 山 本 信 義

三愛だより(2019年6 月号)

月の聖句:  

  空の鳥をよく見なさい。…

    あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。

               マタイによる福音書6章26節 

 遠足も無事終え一学期も半ばを過ぎ、ひつじ組の子どもたちもすっかり馴染んで、幼稚園に各自お気に入りの場所や遊びを見つけた模様です。ゆり組の子たちは仲間と一緒にそのお気に入りを日毎に広げている様子です。

 この季節、園長はほし組の礼拝で「主の祈り」のお話をします。ほし組はみんなのお兄さん・お姉さんとして園を代表して礼拝でお祈りするからです。教会の大人の礼拝と同じ「天にまします我らの父よ…」と古い難しい言葉を覚えます。某学園の教育勅語と同じにならないように!?イエス様が教えて下さったお祈りのこころを子どもたちに伝えたいと願ってお話しています。

 「我らに罪を犯すものを我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ」この間はこの言葉のお話をしました。「つみってなあに?」「わるいこと。したらつかまっちゃう」。「お友だちに嫌なことされたり、しちゃったりしたことない?」いつも以上に真剣な子供たちの顔。「そんな時どうするの?」「ごめんね/いいよって言う」。「でも、ごめんね。いいよって言えない時は無い?」みんなが困った顔になったとき、どこからか声が上がりました。「でも、神さまが見てるんだよ!」

 改定された国の幼稚園教育要領では「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が明示され、その中で道徳性・規範意識の芽生えが謳われます。「してよいことや悪いことがわかり…相手の立場に立って行動するようになる。きまりを守る必要性が分かり…きまりをつくったり、守ったりするようになる」。尤もなことですが、私たちが立つ保育は一歩踏み込んだねらいを持ちます。「子どもが、してはいけないことをしようとする思いが自分の中にあることに気づき、そのような思いに負けない勇気をもち、行動することができるようになる」。(キリスト教保育のねらい6)。神さまの愛のまなざしのなかでこそ、初めて可能になるのだと思います。

 今月の聖句を歌ったこどもさんびかがあります。

 

  「どんなに小さい小鳥でも。

   神さまは育てて下さる」ってイエス様のお言葉

  「名前も知らない野の花も

   神さまは咲かせて下さる」ってイエス様のお言葉

  「良い子になれない私でも

   神さまは愛して下さる」ってイエス様のお言葉

 

 神さまの愛が、子どもたち一人ひとりの心を、健やかに養い育んでくださいますように。それぞれのご家庭に祝福をお祈りいたしします。

                         園長 山 本 信 義

三愛だより(2019年7 月号)

月の聖句:  

  まことの光が輝いているからです。

               ヨハネの手紙Ⅰ2章5節 

 沢山の方が集われたオープンデイの始まりと終わりにもパラついたように、確かに雨も降り湿気には悩まされますが、雲間に明るい陽のさす日も多い今年の梅雨です。いろんなお天気を楽しむ子どもたちの声が毎日園から聞こえてきます。夏至を迎えて昼の日の長くなったこと!ハッピールーム(預かり保育)の子たちも夕方まで明るい光の下で思い切り遊んで過ごせる季節です。お家の方のお迎えを待つ顔も心なしか明るく、特別の「ハッピー」な時なのだなと思うこの頃です。

 国の子ども子育て政策の一環として十月から幼児教育無償化が開始します。いよいよ具体的な制度が示され、年度途中での速やかな移行のため、園長は説明会に出向き、事務方は対応準備に当っています。今回の無償化では、幼稚園の預かり保育・給食(副食費)も、保育園に準じる仕方で、それぞれ対象となります。既にお仕事をお持ちの方はもとより、お仕事をお考えのお母様も、当園のハッピールームを大いにご利用いただければと思います。園としても、新しい制度を良く用い、体制を整えて、それぞれのご事情は様々でも三愛幼稚園の保育にお子様をお送りくださるご家庭の輪が、これから一層広がるようにと願うものです。

 

  「闇が去って、既にまことの光が輝いているからです」

 

 今月の聖句の聖書に記される全文です。「既に・耀いている」という「まことの光」とは? クリスマスに読まれるみ言葉の中で一人の方が指し示されます。

 「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。…その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。」(ヨハネによる福音書1章5・9節)

 「まことの光」は、クリスマスにお生まれになられた神の子イエス様です。イエス様は今も生きて傍にいて神さまの輝く明るい光で、みんな一人一人を照らして下さっています。この光の子どもとして、三愛の子どもたちみんな、明るく毎日を過ごして参りましょう。

 一学期もあと数週間です。プール・水遊び・七夕の誕生会。ほし組さんは、お泊り会がもうすぐですね。行事の日には明るい陽の光が注ぐ良いお天気になりますように。ぐずつく雨の日でも、一人一人の心はまことの光で照らされています。体調管理の難しい季節でもありますが、みんなが元気に夏休みを迎えられますように。それぞれのご家庭に、祝福が豊かにありますよう、お祈りいたします。

                         園長 山 本 信 義

〒276-0032 八千代市八千代台東4-5-15
℡ 047-482-4846