三愛だより(2019年10 月号)

月の聖句:  

  他の種はよい土地に落ち、芽生え、育って実を結び

             マルコによる福音書4章8節

  2学期早々に襲った台風15号の爪痕が千葉県下のいたるところ (園長宅の屋根にも!) に残る中ですが、毎日の園庭からは元気な声が聞こえてきます。9月はかけっこ・玉入れ・リレー、犬・サル・きじの縦割りグループで取り組むうんどう会ごっこに夢中の三愛の子たちの声です。今年は会場の東小学校が5月に改装工事で園の運動会は一週遅れで、例年のうんどう会の土曜日は、東小の大運動会でした。園長の私も初めて卒業生の応援に出かけて来ました。たくさんの小学生たちの中に、小さな三愛幼稚園の卒業生はポツポツと。でも「園長先生!」ってみんな笑顔で手を振ってくれるので、ちゃんと見つけることが出来ました。競技でも、どの子もその子らしく、でも驚くほどに成長した姿を見ることが出来ました。あの子もこの子もと、リレーの選手に選ばれた子の多かったこと!。園庭狭しと遊んだ幼稚園の日々の実りがここにもと嬉しく思いました。幼稚園で過ごす今が、それぞれの子の未来を確かに培っているのですね。

 今月の聖句はイエス様が話された「種まきの譬え」の一節です。種蒔く人がたくさんの種を蒔きました。道端に落ちた種は鳥が来て食べられました。石地に落ちた種は根を伸ばせずに枯れてしまいました。茨の中に落ちた種は、茨に覆われて伸びられません。でも、良い地に落ちた種は育って実を結びます。三十倍、六十倍、百倍に!とイエス様が言われる豊かな実りを今は見ることは出来ません。でも種蒔く人は実りを確信し期待して種を蒔くのです。幼稚園の営みも同じだなと思います。ただ注意せねばなりません。この譬えで、子どもたちは蒔かれる種ではなく、種が蒔かれる良い地なのです。神様はそれぞれの子にふさわしい沢山の種を蒔いて下さっています。将来、どんな素晴らしい実りを神様が齎してくださるのか楽しみにしつつ、一人一人の子の心と体を豊かに耕していく日々の保育を勤しんで行きたいと願います。

 十月号をお読みくださる頃には、幼稚園の運動会も終えられています。神様が良いお天気を下さって、小学校に負けないくらいに素敵な一日となっていますように。秋はこの後もお芋ほり・レストランごっこ・年長は冒険ごっこと沢山の行事が目白押しです。幼稚園の時にふさわしい、豊かな実りを喜べる日々となりますように。

                         園長 山 本 信 義

 
三愛だより(2019年9 月号)

月の聖句:  

  「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」

              ルカによる福音書 5章4節

 お泊り保育の涼しさはどこに行ったの?という位に、連日焦げるような8月の暑さでしたが、少し暑さも収まった夏休み最後の夏期保育には日焼けした子供たちの元気な顔が揃いました。初日のスイカ割りにシャボン玉、最終日の8月のお誕生会では小学校のお兄さんお姉さんの熱演にくぎ付けで、沢山の笑顔一杯の楽しい3日間を過ごしました。中日は雨でプールは出せませんでしたが今月も残暑は続きそうだから、何度か入れるかしら。

 夏休み中、園では修繕工事をしました。預かり保育のご家庭にはご不便をおかけしましたが、無事終えることが出来ました。今年の工事は大がかり!夏休み一杯をかけて会堂棟の外壁とほし組前の屋根の張替、ブロック塀をフェンスに取り替えました。取り替えただけですが、園庭が広く見え、明るい保育の空間になったなあと感謝しています。「幼稚園のどこが変わったでしょう?」と、同窓会に来た1年生に聞いてみたところ「ブロック塀が木に替わった!」って。見通しと風通しが良くなったフェンス塀の園庭を職員室前から眺めては、幼稚園が「子どもの園Kindergarten」であると再認識すると共に、何だか園が牧場の様にも見えてきました。三愛幼稚園がこれまでにもまして一人ひとりの子どもたちが豊かに養われ、安心して育まれていくところとなりますように。ヨハネ福音書10章のイエス様のお言葉を思い起こしました。「わたしは(羊の)門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。」「羊のために命を捨てる良い羊飼い」にご自身をなぞらえてイエス様はさらに言われます。「わたしにはこの囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かねばならない。その羊もわたしの声を聞き分ける」。

 9月の聖句はむしろ園の私たちを励まし押し出してくださる主イエスのみ言葉だと思います。「出て行って、子どもたちの成長する姿を日々新たに見つけなさい。」今月はどんな発見を得ることができるでしょう?

 今日から新しく始まる2学期は運動会に始まって沢山の行事が目白押しです。みんなで楽しく過ごしていきたいと思います。久しぶりの幼稚園でペースが掴めるか、ちょっと心配な子もいるかもしれませんね。でも大丈夫。イエス様は一人一人の名を呼んで、励まして慰めてくださいます。このイエス様のお声が聞こえてくる日々の保育をなしていきたいと願います。

                         園長 山 本 信 義

 
三愛だより(2019年夏期号)

月の聖句:  

   あなたがたの救われたのは恵みによるのです。

               エフェソへの手紙2章5節

 7月に入って、グズつく空模様が続く毎日です。午前中に25℃越えの夏日は殆どなく、結局一度もプールを出さないまま夏休みを迎えることとなりそうです。けれども子どもたちは毎日元気です。雨間を縫って園庭に飛び出し、バイクに、泥んこでチョコレート屋さん。ポツポツ雨が落ちるとみんな集まり砂場で遊びます。日差し除けに今春アルミ製に新調し常設したテントが雨宿りに大活躍です。お部屋でも新しい遊びを広げて見つけ、「先生、見て」って誇らしげに何人もの子がお部屋を飛び出し私にも見せてくれます。「次は外廊下も整えなきゃ」という思いにさせられます。9月の運動会に向けてグループでのダンスやゲームの活動にも取り組みました。大きい子たちは助け導くこと、小さい子たちは頼り協力すること(時には逆もあるようですが)、異年齢の縦割りならではの経験をする機会となりました。

 大人には肌寒くもジトっと鬱陶しい毎日でも思い思いに楽しく過ごす三愛の子たちに、昔妹が見ていたアニメ名作劇場「愛少女ポリアンナ」の「良かった探し」を思い出しました。どんな苦境でもその中で「良かった」を探しだす主人公お得意のゲームです。Wikipediaに依ると、ここから「極めて前向きな楽観主義による現実逃避」を指す「ポリアンナ症候群」との用語が生まれたとか。とんでもない。「良かった」を見つけるには秘訣があるのです。作品ではこれは牧師だった亡き父の遺言なのだそうです。なるほどと、頷く思いがいたします。

 今月の聖句の「恵み」という言葉が聖書には沢山出てきます。原語でカリスの意味は「いただいたもの」ということです。自分の思い通りに手に入れられなくても神様がふさわしい良いものを下さった。それを認めることが出来る人は「良かった」を見つけることが出来るのです。「良い恵み」で「感謝エウ・カリス」、「各々に与えられた恵み」で「賜物カリスマ」という言葉になります。神様の恵みの中で、いろんな賜物をいただいた子たち(先生たちも)が集められて、三愛幼稚園の一学期が守られましたことに、心より感謝いたします。

 夏休みになると平年並みに暑くなるとの予報です。夏期保育にはプール遊びにスイカ割り、夏らしい遊びを、一回り成長した子どもたちと思いっきり出来ることを今から楽しみです。夏期の預かりの子どもたちも守れますように。ご計画されている夏のご予定、家族で過ごされる日々が、恵みの内に豊かに祝福されますようにと願います。

                         園長 山 本 信 義  

 
 
 
三愛だより(2019年4月号)

月の聖句:  

 喜び楽しむものとして

                 イザヤ書 65章18節

 4月を迎え三愛幼稚園の新しい一年が始まります。

先月の開花直後から花冷えの日が続いたこともあって、桜・チューリップ・水仙・カイドウ・パンジー…園庭に沢山のお花が咲きそろう中、始業式・入園式を迎えられそうです。今年はひつじ・ゆり・ほし全部のクラスに新しいお友達を迎え42人で幼稚園の一年が始まります。新しい先生たちも加わりみんな子どもたちと過ごす毎日をワクワク楽しみにしています。

 幼稚園は「子どもたちのお庭Kindergarden」です。お庭に咲く様々な花

の様に子どもたちそれぞれが自ら成長し、時に相応しく花咲かせ実を結ぶ

ための場です。健やかに育つためのお日様・お水・良い土…、相応しい環

境を園の私たちは整えて、一人一人の成長に寄り添い支える日々の保育に

努めたいと思います。必要なものを備えられる神様が与えて下さった子ど

もたちです。一人一人を大切にお預かりしてまいります。

 4月の聖句は以下のみ言葉からです。「代々とこしえに喜び楽しみ、喜

び躍れ。わたしは創造する。見よ、わたしはエルサレムを喜び躍るものと

してその民を喜び楽しむものとして、創造する。わたしはエルサレムを喜

びとしわたしの民を楽しみとする。」。先ず神様が喜び楽しみとされるか

ら喜び楽しみなさい!。この意味でCreative(創造的な)日々の保育を作り

上げて行きたいと願います。

                          園長 山 本 信 義

三愛だより(2019年6 月号)

月の聖句:  

  空の鳥をよく見なさい。…

    あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。

               マタイによる福音書6章26節 

 遠足も無事終え一学期も半ばを過ぎ、ひつじ組の子どもたちもすっかり馴染んで、幼稚園に各自お気に入りの場所や遊びを見つけた模様です。ゆり組の子たちは仲間と一緒にそのお気に入りを日毎に広げている様子です。

 この季節、園長はほし組の礼拝で「主の祈り」のお話をします。ほし組はみんなのお兄さん・お姉さんとして園を代表して礼拝でお祈りするからです。教会の大人の礼拝と同じ「天にまします我らの父よ…」と古い難しい言葉を覚えます。某学園の教育勅語と同じにならないように!?イエス様が教えて下さったお祈りのこころを子どもたちに伝えたいと願ってお話しています。

 「我らに罪を犯すものを我らがゆるすごとく、我らの罪をもゆるしたまえ」この間はこの言葉のお話をしました。「つみってなあに?」「わるいこと。したらつかまっちゃう」。「お友だちに嫌なことされたり、しちゃったりしたことない?」いつも以上に真剣な子供たちの顔。「そんな時どうするの?」「ごめんね/いいよって言う」。「でも、ごめんね。いいよって言えない時は無い?」みんなが困った顔になったとき、どこからか声が上がりました。「でも、神さまが見てるんだよ!」

 改定された国の幼稚園教育要領では「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」が明示され、その中で道徳性・規範意識の芽生えが謳われます。「してよいことや悪いことがわかり…相手の立場に立って行動するようになる。きまりを守る必要性が分かり…きまりをつくったり、守ったりするようになる」。尤もなことですが、私たちが立つ保育は一歩踏み込んだねらいを持ちます。「子どもが、してはいけないことをしようとする思いが自分の中にあることに気づき、そのような思いに負けない勇気をもち、行動することができるようになる」。(キリスト教保育のねらい6)。神さまの愛のまなざしのなかでこそ、初めて可能になるのだと思います。

 今月の聖句を歌ったこどもさんびかがあります。

 

  「どんなに小さい小鳥でも。

   神さまは育てて下さる」ってイエス様のお言葉

  「名前も知らない野の花も

   神さまは咲かせて下さる」ってイエス様のお言葉

  「良い子になれない私でも

   神さまは愛して下さる」ってイエス様のお言葉

 

 神さまの愛が、子どもたち一人ひとりの心を、健やかに養い育んでくださいますように。それぞれのご家庭に祝福をお祈りいたしします。

                         園長 山 本 信 義

三愛だより(2019年7 月号)

月の聖句:  

  まことの光が輝いているからです。

               ヨハネの手紙Ⅰ2章5節 

 沢山の方が集われたオープンデイの始まりと終わりにもパラついたように、確かに雨も降り湿気には悩まされますが、雲間に明るい陽のさす日も多い今年の梅雨です。いろんなお天気を楽しむ子どもたちの声が毎日園から聞こえてきます。夏至を迎えて昼の日の長くなったこと!ハッピールーム(預かり保育)の子たちも夕方まで明るい光の下で思い切り遊んで過ごせる季節です。お家の方のお迎えを待つ顔も心なしか明るく、特別の「ハッピー」な時なのだなと思うこの頃です。

 国の子ども子育て政策の一環として十月から幼児教育無償化が開始します。いよいよ具体的な制度が示され、年度途中での速やかな移行のため、園長は説明会に出向き、事務方は対応準備に当っています。今回の無償化では、幼稚園の預かり保育・給食(副食費)も、保育園に準じる仕方で、それぞれ対象となります。既にお仕事をお持ちの方はもとより、お仕事をお考えのお母様も、当園のハッピールームを大いにご利用いただければと思います。園としても、新しい制度を良く用い、体制を整えて、それぞれのご事情は様々でも三愛幼稚園の保育にお子様をお送りくださるご家庭の輪が、これから一層広がるようにと願うものです。

 

  「闇が去って、既にまことの光が輝いているからです」

 

 今月の聖句の聖書に記される全文です。「既に・耀いている」という「まことの光」とは? クリスマスに読まれるみ言葉の中で一人の方が指し示されます。

 「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。…その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。」(ヨハネによる福音書1章5・9節)

 「まことの光」は、クリスマスにお生まれになられた神の子イエス様です。イエス様は今も生きて傍にいて神さまの輝く明るい光で、みんな一人一人を照らして下さっています。この光の子どもとして、三愛の子どもたちみんな、明るく毎日を過ごして参りましょう。

 一学期もあと数週間です。プール・水遊び・七夕の誕生会。ほし組さんは、お泊り会がもうすぐですね。行事の日には明るい陽の光が注ぐ良いお天気になりますように。ぐずつく雨の日でも、一人一人の心はまことの光で照らされています。体調管理の難しい季節でもありますが、みんなが元気に夏休みを迎えられますように。それぞれのご家庭に、祝福が豊かにありますよう、お祈りいたします。

                         園長 山 本 信 義

 2019年度 
〒276-0032 八千代市八千代台東4-5-15
℡ 047-482-4846